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SAgANTINO 鳥栖高

2005-2006NEWS

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【日刊スポーツ九州】http://www.nikkan-kyusyu.com/index.html
【西スポ】http://www.nishinippon.co.jp/nishispo/index.html

2006年3月5日
鳥栖、開幕戦白星で飾れず
鳥栖が開幕戦を白星で飾ることはできなかった。札幌に1本のFKを決められ0-1の惜敗。8年連続で開幕白星は逃した松本育夫監督(65)だが「次の試合にプラスになる要素が多かった」と悲観した様子はない。福岡大から新加入したDF衛藤が、先発でJデビュー。右サイドバックから果敢な攻撃参加で、同じ大卒組で途中出場したMF広瀬、FW藤田とともに、試合終盤の猛反撃を引き出した。「衛藤も広瀬も活躍してくれた」と松本監督。昨年弱かったセンターバックでも、元韓国代表のMF尹とともに獲得したDF金裕晋が、完全に空中戦を支配。ゴール前での決定機を最後まで生かせなかったが、攻撃でも守備でも新加入選手が光りを放った。
新運営会社になって2年目。積極的な経営で、試合前には歌手平原綾香が、鳥栖のサポーターズソング「翼をください」を熱唱。クラブ最多の1万5572人が駆けつけた。「サポーターに残念な思いをさせたが、この応援があればJ1昇格は夢じゃない。あとは自分たちが結果を出すだけ」とMF高橋主将。今季、左袖にサポーターを総称する「サガンティーノ」の名前が刻み込まれた鳥栖が、市民の熱き思いを受け、J1昇格へ突き進む。


2006年2月14日
清水に快勝
鹿児島市のかごしまふれあいスポーツランドで2次キャンプ中のサッカー・J2サガン鳥栖は13日、J1清水エスパルスとトレーニングマッチ2試合を行った。1試合目は序盤から厳しいプレスをかけてくる清水に対し、鳥栖はボールがなかなかつながらず苦戦。自陣でボールを失うと、相手に先制点を与えてしまった。その後は中盤から素早くサイドに展開し、攻め込む場面もあったが得点にはならなかった。後半、開始から押され気味だったものの、MF尹からのループパスにFW新居が反応し、ゴールを奪い同点。終了間際の相手の攻撃も何とかしのぎ、1-1で引き分けた。続く2試合目は、前半にFW鈴木、MF蒲原が次々と得点。後半にもFW藤田がゴールを決め3-1で勝利した。2次キャンプは17日まであり、最終日にはJ1FC東京とトレーニングマッチをする予定。
J1清水を相手に2試合トータルでは4-2の勝利。だが、お互いの主力クラスの選手が先発した1試合目は1-1の同点。相手はキャンプ終盤で疲れが残って完調ではなかったこともあり、チームに楽観した雰囲気はなかった。「基本はしっかり守ること」。岸野ヘッドコーチが強調するように、チームは1次キャンプから守備の強化を徹底。ディフェンス、中盤、フォワードが3つのラインを形成し、相手を挟み込んでボールを奪うことを繰り返してきた。1試合目、相手の中盤でのボール回しについていけず、ズルズルと下がってしまう場面も目に付いた。今シーズンから主将を務めるMF高橋は「(J1相手に負けなかったことは)自信になる。だが、まだまだチームが連動して動けていない部分がある」と、手応えと同時に課題も話した。11日にあったJリーグ王者ガンバ大阪とのトレーニングマッチは3-3の引き分け。この日も計2失点。チームはあくまでも無失点での勝利を目指している。「全員の意思統一を徹底していく」と松本監督。リーグ戦開幕までに強固な守備の確立を目指す。



2006年2月12日
J2鳥栖練習試合でG大阪とドロー
今年のJ2鳥栖は、ひと味違うぞ!11日、宮崎・綾町でG大阪と練習試合(45分×3)を行い、3-3で引き分けた。MF尹晶煥(32=全北現代)が攻撃の起点になれば、途中から中盤右サイドに入ったMF蒲原達也(22=国士大)は1ゴール、1アシスト。昨年のJ1王者を苦しめた。
韓国人選手と大学生中心に、15人も補強した新戦力が光った。1-2の3本目10分。左サイドから蒲原のクロスを、C大阪から移籍のMF山城純也(20)が同点弾。再び1点を追う同43分、引き分けに持ち込む千金ゴールも決めた蒲原は「今はアピールする時期。結果を出せているので、この調子を続けたい」と、レギュラー奪取に意気込んだ。
途中からお互い控えになったとはいえ、前線からボールを奪う積極的なプレーでお株を奪った。「ゲーム内容も五分。うちのやろうとしているサッカーがG大阪に通用した」と松本監督。ロゴもエンブレムもユニホームカラーも変わった新生鳥栖が、ピッチの上でも確かな変身を感じさせた。



2006年2月8日
ブリヂストンとスポンサー契約
J2サガン鳥栖の運営会社「サガンドリームス」(佐賀県鳥栖市、井川幸広社長)は7日、「ブリヂストン」(東京都中央区、渡辺恵夫社長)とユニホームスポンサーの契約を結んだと発表した。契約期間は今月1日から来年1月31日まで。3月4日のJ2開幕戦、対コンサドーレ札幌から背中に同社のロゴを掲載する。鳥栖の今季のユニホームスポンサーは2社目。同社は1931年に福岡県久留米市で創業し、同市や鳥栖市などに工場を構えている。鳥栖は、久留米市にも多くのファンを抱えていることから、両市の密接な関係をPRし、集客アップを図る。


2006年2月6日
満身創痍の打ち上げ
鳥栖が満身創痍(そうい)の中津江キャンプ打ち上げだ。初日から延べ13人のケガ人が出た。5日、日本文理大と今季初の練習試合を行ったが、新人研修のためキャンプ途中から参加した新人選手が30分×3本をフル出場して、どうにか試合を消化。4-0の完封発進にも、松本監督は「昨年のシーズンの疲れもあったかもしれないが、練習をきちっとやってこなかったんでしょう。早く戻ってきてもらわないと」と厳しかった。


2006年2月1日
C大阪MF山城を獲得
J2鳥栖は1月31日、C大阪MF山城純也(20)を期限付き移籍で獲得したと発表した。期間は2月1日から07年1月31日までの1年間。山城はC大阪U-18を経て04年にC大阪に入団。2年間で1試合に出場した。山城は「1日でも早くファンの皆さんに、顔と名前を覚えてもらい、鳥栖スタジアムで早くプレーがしたいです」と広報を通じてコメントした。


2006年1月22日
本気の新体制発表
J2鳥栖の「本気モード」が始まった。21日、鳥栖スタジアムで行った新体制、新入団選手発表会見で、松本育夫監督(64)は「覚悟を決めて、命を捨てる思いで、仕事をやり遂げる」と宣言。元韓国代表のMF尹晶煥(ユン・ジョンファン=32)ら新入団14選手に加え、トレーナー、スカウトも増員し、長く漬かったままのJ2からの脱出を図る。
2年目の井川幸広社長(46)から、今季にかける鳥栖の意気込みが伝わってきた。「昨年は言い訳ができたが、今年は困難を承知で高い夢に挑戦していきたい」。昨年から一気に1億円を上積みした人件費で獲得した新入団14選手を前に、堅い決意を見せた。
何もかも本気だ。元韓国代表のMF尹ら新加入選手はもちろん、スタッフもJ1に挑む体制に変身した。J1からの降格3チームを筆頭に強敵は多い。「1つ1つの勝利を得るには、万全の準備、分析が必要」(松本監督)と、スコアラーを兼ねるスカウトを新設。多くのけが人で苦しんだ昨年の反省を生かし、トレーナーを1人増員し、3人制に変えた。
選手も本気だ。2年連続の14選手獲得で、松本監督が就任する前に在籍した選手はGKシュナイダー潤之介とMF村主の2人だけ。さらに新主将には、高卒3年目のMF高橋義希(20)を指名した。Jリーグでは異例ともいえる20歳の主将に松本監督は「高橋の成長とともに、チームも成長していく」。チーム内での激しい競争で、全体の底上げを狙う。
会見後、鳥栖スタジアムで全体練習をスタート。サポーターも約1300人が駆けつけた。「J1昇格は勝ち点75がボーダーラインだと思う。負け数プラス10勝を目標にしていきたい」と松本監督。もう描くだけでなくなった夢のJ1昇格へ、本気の挑戦が始まった。

20歳高橋が新主将にビックリ
チームで5番目に若い高橋の新主将就任が発表されると、観客席からはどよめきが起こった。「16日に監督から言われたときは、自分でも冗談かと思った」と高橋。松商学園3年時に数カ月だけしか経験のない大役だが「若いけど、先輩たちがサポートしてくれる。自分自身でやれることを精いっぱいやりたい」と決意を新たにしていた。

新加入MF尹「ホームが大事」
C大阪でもJ1復帰に貢献したMF尹は、ホーム必勝法を説いた。4年ぶりのJリーグだが「長いJ2は体調管理が重要。48試合のうち、半分の24試合はホームなので、ホームで勝てることが大切になる」と指摘。この日、全体練習でのミニゲームでは、今シーズンのチーム初ゴールを決めるなど、軽快な動きを見せていた。

新体制
写真=上:健闘を誓う鳥栖の新入団選手(前列左から)DF金正訓、MF尹晶煥、井川社長、松本監督、DF金裕晋(後列左から)GK田中、GK浅井、MF小林、MF蒲原、MF広瀬、MF山口、MF衛藤、FW日高、FW藤田
下:鳥栖の新主将となったMF高橋は、初練習でも元気に動き回る


2006年1月20日
宮原が移籍期限延長
J2鳥栖は20日、J1C大阪に期限付き移籍しているMF宮原裕司(25)の移籍期間を7月末まで延長すると発表した。宮原は名古屋、福岡を経て昨年鳥栖に入団。シーズン途中でC大阪に期限付き移籍し、10試合に出場した。


2006年1月20日
鳥栖が広島DF吉田を獲得
J2鳥栖は20日、J1広島DF吉田恵(32)を完全移籍で獲得したと発表した。吉田は同大からV川崎、神戸、市原、広島のJ1に在籍し、10年間で130試合に出場し1得点。176センチのセンターバック。


2006年1月19日
元韓国代表・尹を獲得
J2鳥栖が19日、C大阪でも活躍した元韓国代表のMF尹晶煥(ユン・ジョンファン=32、全北現代)を完全移籍で獲得した。契約期間は来年1月1日まで。02年以来、4年ぶりのJリーグ復帰となる。
尹は、00年から3年間、C大阪でプレー。2年間のJ1リーグ戦では出場55試合で7得点。日韓W杯メンバーに選ばれた02年には、J2に降格したチームをJ1復帰に導いた。
昨年、クラブ初の2位を経験した鳥栖だが、後半の失速で8位に終わり、まとめ役となる経験豊富な選手不在が課題となっていた。岸野靖之ヘッドコーチ(48)は「(尹は)経験、実績があるし、味方をリードしてゲームを締めるのがうまい。プレーでも長短どちらのパスも出せる状況判断がすばらしい」と、技術とメンタル両面での柱に期待する。また、昨年アジアチャンピオンズリーグに出場した釜山から、189センチの大型DF金裕晋(キン・ユジン=22)が来年1月1日までの期限付き移籍で加入。元G大阪ユースで、昨年10月から練習に参加していた元韓国U-16、17代表DF金正訓(キン・チョンフン=19)も獲得した。
新加入韓国人選手
写真=鳥栖MF尹昌煥(ユン・ジョンファン)・下=左:鳥栖DF金裕晋(キン・ユジン) 右:鳥栖DF金正訓(キン・チョンフン)



2006年1月18日
鳥栖DF井手口が徳島へ移籍
鳥栖は18日、DF井手口純(26)が徳島へ完全移籍すると発表した。鳥栖には03年から3シーズン在籍し、昨年のリーグ戦では自身最多となる30試合に出場した。井手口は「サガン鳥栖での3年間、いろいろな人に支えられました。応援ありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。


2006年1月16日
10選手と契約更新
サッカー・J2サガン鳥栖は15日、FW新居辰基(22)、MF高橋義希(20)ら10選手と2006年シーズンの契約を更新したと発表した。
契約を更新したのはほかに、DF加藤秀典(24)◆GK中林洋次(19)◆FW鈴木孝明(24)◆MF長谷川豊喜(19)◆DF飯尾和也(25)◆MF小井手翔太(24)◆MF奈良崎寛(24)◆DF高地系治(25)。新加入や期限付き移籍先からの復帰、延長が決まった選手と合わせ、これまでに24人が契約したことになる。
昨季、鳥栖に所属した選手で契約を更新していない選手は15日現在、GK富永康博(25)◆GKシュナイダー潤之介(25)◆MF竹村栄哉(32)◆MF宮原裕司(25)。クラブによると、富永、シュナイダー、竹村の3選手は残留の方向で現在、契約交渉を詰めている段階。J1セレッソ大阪に期限付き移籍中の宮原については、C大阪側と交渉を続けているという。
また今後、数人の選手が新たに加入する見込みで、今季は約30選手でチームが構成されることになりそうだ。


2006年1月11日
DF八田が広島へ復帰
J2鳥栖は、昨シーズン期限付き移籍でプレーしたDF八田康介(23)が、広島に復帰すると、発表した。鳥栖ではリーグ戦29試合に出場し、2得点を挙げていた。八田は「鳥栖でいい経験ができ、成長できたと思う」と広報を通じて、コメントした。


2006年1月10日
高林が山形へ移籍
鳥栖は10日、MF高林佑樹(25)が山形に完全移籍すると発表した。清水から移籍した昨シーズンは、16試合に出場し、1得点の成績。高林は「鳥栖で過ごしたのは1年間と短い間でしたが、素晴らしいチームメート、サポーターに囲まれ本当に充実したものでした。鳥栖での経験を生かして今以上に成長したいと思います」と広報を通じてコメントした。


2006年1月3日
鳥栖が本気「シーズンを消化しただけの過去とは違う」
「サガントス元年」だ。J2鳥栖が、J1昇格へ改革のシーズンを迎える。昨年12月、慣れ親しんだチームのロゴ、エンブレム、ユニホームも一新。昨シーズン開幕前に運営を引き継いだ井川幸広社長(46)は「右も左も分からない状態だったが、いろいろなことを、もっとやらなければならないと分かった」と、あらためて今年を夢実現へのスタートの1年と位置づける。フロントもプロになる。厳しい低予算で選手をそろえた前運営会社では、来季につながる強化策はなし。チームを解散させず、シーズンを消化し続けた。クラブ初の2位も経験した昨年も8位で終了。勢いは続かなかった。J各クラブのチーム人件費と順位を分析した経営陣は、06年シーズンにJ2で上位争いするため、選手だけで人件費1億円アップを決めた。クラブ全体での強化に向け、松本育夫監督(64)岸野靖之ヘッドコーチ(47)と経営陣は昨年暮れに、50時間を超える協議を続けた。「徹底的に向き合える関係を築け、将来強くなると実感した」と松本監督。本気で強化に乗り出した経営陣とチームが手を取り、現状よりはるか高いハードルに挑む06年。「夢超戦」のキャッチフレーズとともに、鳥栖がこれまでの苦難の道も乗り越え、強豪クラブへの階段を上り始める。


2005年12月27日
日高ら3選手が入団内定
J2鳥栖は27日、明大の日高拓磨(22)、立命大の藤田祥史(22)の両FWと、阪南大のMF広瀬浩二(21)の来季からの新加入が内定したと発表した。


2005年12月23日
松本監督が続投
J2のサガン鳥栖は23日、松本育夫監督と岸野靖之ヘッドコーチの来季続投を発表した。松本監督は「現場とフロントが一体となり将来強くなると実感している。J1昇格を目指しサポーターの期待にこたえたい」とコメントした。


2005年12月18日
来季予算は7億円!新ユニホーム発表
J2鳥栖が、J1昇格へ本気モードに入る。17日、佐賀・鳥栖市内で開催したサポーターとの懇親会で、井川幸広社長(45)が来季の事業計画を発表した。「J1を狙うためには、ある程度の人件費を用意しておかないと」と、今年度約4億円の年間予算を来季は7億円にアップし、戦力アップを図ることを明言した。約1億5000万円の選手人件費は、2億5000万円に増額。5月にクラブ初の2位まで浮上した今シーズンも最終的に8位で終え、チーム強化の必要性を痛感した。収入増へ向け、年間シートの「サガントス・ドリーム・パスポート」を15日から発売開始した。「10000 to J1」を合言葉に、今年平均3000人だった有料入場者数を目標1万人に掲げた。新運営会社での1年目を終えた鳥栖は、オフになって新ロゴも発表。この日は新ユニホームのデザインもお披露目した。「今年と同じことをやっていてはダメ。来年が本当に(新生)1年目」と杉山栄敏専務(50)。井川社長も「5位が狙えるように経営陣が底上げをした。それ以上は監督、選手に頑張ってもらう」と、夢のJ1昇格へ本腰を入れた。
新ユニ
写真=発表された鳥栖の新ユニホーム。左からGK用、ホーム用、アウエー用


2005年12月18日
草津MF山口獲得
J2鳥栖は草津のMF山口貴之(32)を完全移籍で獲得した。また、福岡へ期限付き移籍していたMF村主博正(29)の復帰も発表した。なお、期限付き移籍していたGK川原正治(21)、DF八田康介(23)、FW阿部文一郎(20)の3選手は戦力外とした。


2005年12月16日
国見出身、国士舘大の蒲原を獲得
J2鳥栖は15日、国士舘大MF蒲原達也(22)の獲得を発表した。蒲原は地元佐賀・有田町出身。長崎・国見高では、1学年先輩の大久保嘉人(23=マジョルカ)の後継者と言われ、ベンチ入りした2年のとき、全国3冠を達成。連覇を果たした3年の全国高校選手権では、大会優秀選手に選ばれた。国士舘大1年でも、総理大臣杯、全日本大学選手権でV。チームが所属していたJFLでも18試合出場経験がある。部員の不祥事で、昨秋から今春まで活動停止の苦境も味わった蒲原は、広報を通じて「J1を目指して頑張ります」と抱負を語った。


2005年12月14日
来季の年間シート発売へ
J2鳥栖は、12月15日午前10時から、鳥栖スタジアム内にあるサガンドリームス事務所(佐賀・鳥栖市)などで、全ホームゲーム(24試合)を対象にした来季の年間シート「サガントス・ドリームパスポート」を販売する。同パスポートの価格は、VIP気分で観戦できる「ドリームシート」(指定席)の7万5000円から、中・高校生なら7000円(大人1万2000円)の「サポーター」(エリア席)まで6種類。また、専用ゲートからの入場、新レプリカユニホームの割引購入など、全席共通の特典もめじろ押しだ。問い合わせは、株式会社サガンドリームス 電話 0120-17-0707。


2005年12月10日
福大の衛藤ら2選手を獲得
J2鳥栖は9日、J1のF東京からMF小林成光(27)を完全移籍で、福岡大のMF衛藤裕(22)を来季新加入で、それぞれ獲得したと発表した。


2005年12月4日
鳥栖、最終戦飾れず
降り積もる雪が緑のピッチを真っ白に埋め尽くした山形での最終戦。悪条件の中、必死でボールに食らいついた鳥栖イレブンだったが、勝利には届かなかった。「一瞬の気の緩みが明暗を分けた」。DF高地は、失点の場面をそう振り返った。前半から体を張ったディフェンスで相手の攻撃を防いできた。だが後半27分、緊張の糸が途切れた。相手MF佐々木にフリーでボールを持たせてしまい、シュートまで持ち込まれてしまった。体勢を崩しながらのシュートがDFの上を越えてしまう不運も重なり、相手に先制点を与えてしまった。攻撃陣も何度も相手ゴールに迫りながらも得点を奪えず、そのまま試合終了を迎えた。今季、新運営会社の下で再スタートを切ったチームは、昨季の8勝を大きく上回る14勝を挙げ、勝ち点も35から52と上積みした。しかし、この日の敗戦を含め20敗中15試合が1点差。チャンス時の決定力、守備の集中力など来季に向けての課題が浮き彫りになった。「無駄なゲームは1試合もなかった。来シーズンの財産になる」。試合終了後、松本監督はそう振り返った。リーグ一若いチームの勢いで一時はクラブ史上初の2位に浮上したが、一つの負けを引きずり連敗を喫するなど、もろさも目立った。この経験を次につなげることが、念願のJ1への道だ。


2005年11月30日
シーズン報告会来月4日に実施
J2鳥栖は、今季の全日程終了翌日の12月4日午後3時から、鳥栖スタジアムでシーズン終了報告会を開くことになり、サポーターに参加を呼び掛けている。運営会社のサガンドリームスの井川幸広社長や松本育夫監督、コーチ陣、全選手が参加し、シーズン報告のほか、新プロジェクトを発表する。先着約300人に豚汁を振る舞い、プレゼント企画も。鳥栖は前節まで7位で、同3日にアウエーで山形と最終戦を戦う。問い合わせはサガンドリームス=0942(81)5290。


2005年11月29日
8選手を戦力外
J2サガン鳥栖は28日、MFビジュ、DF山道高平、FW佐藤大実、FW氏原良二、MF高林佑樹、FW下司隆士、FW小石龍臣、DF井手口純の8選手に戦力外通告を行ったと発表した。
ビジュは京都から加入した今季、リーグ戦では22試合に出場して2得点。終盤は守備の要として活躍した。氏原は同20試合に出場し1得点、井手口は同29試合で1得点。小石は地元佐賀県鳥栖市出身の初のJリーガーとして人気を集めていた。


2005年11月27日
ホーム最終戦飾れず
3年ぶりのホーム最終戦勝利はならなかった。両サイドから攻撃を仕掛けたが、ゴール前でかみ合わない。チーム得点王(17点)のFW新居も1カ月間続くノーゴールの壁を打ち破れなかった。松本監督は「パスをつなぎ、クロスを上げても最後に決めないといけない。ただ、会社もチームも進歩したと思う」と振り返った。

■8,107人、健闘に拍手
クラブは今季から、県出身で、人材ネットワーク会社を経営する井川幸広氏を社長とする新しい運営会社に移行。住民無料招待事業や臨時応援列車の運行などもあり、ホームゲーム22試合の観客動員は、クラブ史上最高の17万2,816(1試合平均7,855人)を記録した。

■来年こそ
鳥栖スタジアムで26日行われたサッカー・J2サガンの鳥栖ホーム最終戦。新たな運営会社の下で快進撃を見せ、J1昇格圏内の2位まで浮上した序盤戦。後半は選手のけがが相次ぎ、ベストメンバーが組めず苦しい戦いが続いた。最終戦に駆けつけたサポーターは43試合を敢闘してきた選手たちに「来年こそ正念場」「選手とサポーターの共通の夢、J1昇格を」と熱い声援を送った。試合終了のホイッスルが鳴り響いた。観客席は静まりかえったが、すぐ後には温かい拍手に変わった。サガン鳥栖の下部組織でプレーしたことがある鳥栖市の川野優也君(13)は悔しそうな表情を浮かべながらも、「新居、鈴木選手を中心に得点力は上がった。優勝した京都とも互角に戦ってきたのだから、来季は昇格を」。今季ホームゲーム22試合のうち21試合を観戦した佐賀市大和町の会社員田中順子さん(42)も「アグレッシブで最後まであきらめないサッカーを見せてくれた」とチームの成長ぶりに熱を込めた。この日は攻め込んでも押し返される展開が続いた。福岡県小郡市の会社員大坪真さん(42)は「J1はそれほど甘くない。今日のような厳しい試合を繰り返して本当の強さを身につけ、来年につなげて」と、愛するチームに辛口のエールを送った。招待事業の成果もあり、観客動員数は昨シーズンの2倍以上に増加した。招待券で通ううち、サッカーの面白さに目覚めたという鳥栖市の団体職員竹重良子さん(29)は「練習場も近くにあり、選手の存在が身近なのも魅力。1歩ずつ確実に上位を目指してほしい」と話し、最後まで双眼鏡で選手の姿を追った。試合は0-2で札幌に敗れたが、松本監督は「全力を尽くし、来年につながる試合をしてきたと信じている。来年、一緒にJ1昇格への道を歩もう」。選手、スタッフがグラウンドを1周し、観客席に来季の奮闘を誓った。


2005年11月20日
7年連続負け越し決定
鳥栖がJ2参戦した99年から7年連続の負け越しとなってしまった。試合後、ピッチを引き揚げる選手にスタンドから罵声(ばせい)が飛んだ。「早い時間帯にあのような点の取られ方でゲームが消滅した。サポーターに見せられる試合じゃない」。サポーターに頭を深々と下げた松本監督の目は真っ赤だった。
前半9分だ。相手の右CKにGK中林のパンチングが甘く2次攻撃を誘発。ルーズボールへのDFの対応も遅れて先制点を献上。3分後にも失点。松本監督は「プロ選手としてどこから収入をもらっているのかいつも言ってきたのに。(GKは)けがをしてでも防がないと。勝負の厳しさが分かってない」と切り捨てた。
 今季は前半戦で2位まで浮上するなど急成長を感じさせたが、ここ5試合は●●△●●。「全44試合のホイッスルが鳴るまで戦うプロの責任と義務がある」。試合後のミーティングで、松本監督はプロの自覚を促した。


2005年11月18日
鹿実FW栫らを獲得
J2鳥栖は17日、静岡産業大GK浅井俊充(22)と鹿児島実FW栫(かこい)大嗣(18)の加入内定を発表した。
昨年度の高校サッカー選手権でエースFWとして、9年ぶりの優勝に貢献した栫は「少しでも早く試合に出て点を取ることが来季の目標です」と広報を通じてコメントした。今年も12月30日から始まる高校サッカー選手権への出場が決まっている。
浅井は大学時代、東海リーグで最少失点記録を持つなど至近距離からのシュートへの反応の早さには定評がある。浅井は「1年目から試合に出られるように頑張ります」と広報を通じてコメントした。


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